もみ殻処理炉
有効利用されていないもみ殻が、熱を生み出しながら、有益な非晶質の可溶性シリカを含むもみ殻灰となります。
特長
- 乾燥したバイオマスであるもみ殻から高い熱量が得られる
- 高度なコントロール技術で熱処理し、有害物質を排出しない
- 有益な非晶質の可溶性シリカを含むもみ殻灰を製造できる
安全な非晶質・可溶性シリカの抽出を可能にする新技術
- もみ殻には重量比約20%のシリカ(SiO2 ケイ酸)が含まれますが、単純に燃やした場合は、シリカが結晶化し、水に溶けにくい状態になります。
- 籾殻処理炉では、もみ殻から、シリカを、非晶質かつ可溶性が高い状態で抽出することができます
- 農業分野・工業分野・食品添加物等、用途に応じて「もみ殻シリカ灰」を製造することが可能になりました。
- 籾殻処理炉は、2018年にJAいみず野に導入され、商用運転されている実績があります。
もみ殻由来シリカの特徴